あなたが
どんなに小柄コンプレックスを抱いていても
サイズの合う服がなくて、オシャレを諦めてしまっていても
小柄であることは
あなたの魅力です。
小柄なわたしだから、小柄なあなたに伝えたいのです。
あなたは、そのままのあなたで、もっとオシャレになれます。
「低身長・小柄だからオシャレを楽しめない」と、あなたが思わずにいられるように。
このブログは、オシャレを楽しみたい身長150cm未満の低身長・小柄な女性に向けて書いています。
具体的には…
- 洋服のサイズがなくて困っている。
- 小柄なことも含め外見コンプレックスがある。
- 本当は、少しでも背を高くスタイルよく見せたい。
- ショッピングしてもワクワクしない。試着するのも憂鬱。
- 子どもに間違えられて傷ついたことがある。
- 無難な服ばかりで、クローゼットを見ると、気分が下がる。
- 新しく、サイズの合う服が見つからない気がして、服を捨てられない。
- 周りのオシャレな人とチビであか抜けない自分を比べて、悲しくなる。
- あと●センチ身長が高ければ…と思わずにいられない。
- 素敵なお洋服を見つけても、どうせ自分には似合わないと思ってしまう。
- とにかく自分に自信が持てない。自分が好きになれない。
- ファッション誌のSサイズ特集のモデルの身長が高くて参考にならない。
- なんとなく毎日が楽しくない。漠然と今のままでいいのか、不安になる。
上記の中で、ひとつでも当てはまるものがある方に、お役に立てると思います。
なぜなら、これらの悩みはすべて、過去のわたしの悩みでもあったから。
そんな、あのころのわたしと同じような思いを抱えているあなたに
お悩み解決のヒントを、伝えたいと思ったのです。
これを読んでいたら、過去のわたしももっと早くオシャレを楽しめたでしょう。
そんな内容になっています。
誰よりも傷つきやすく、自分に自信が持てなかった。
ちょっとだけ、わたしの昔話にお付き合いいただけますか?
道ですれ違った小学生の「あの人、小さいね」という声に傷ついたあの日。
コンプレックスだらけの外見を気にして、好きな人に素直になれなかったあの日。
頼りにならなそうとはっきり言われて、どうしようもなく落ち込んだあの日。
就職活動が上手くいかないことを、すべて外見のせいにしていたあの日。
誰よりも傷つきやすく、誰よりも自分に自信が持てなかった過去のわたし。
身長143cm。小柄さんの中でも超小柄なほうだと思います。
でも外見コンプレックスは、コレだけじゃないんです。
わたしには外見の先天異常が2つあります。
ひとつは小耳症。
字の通り、耳の形が完全に出来上がらず、小さくつぶれて生まれました。
わたしは右耳がそれです。穴もふさがっているので、こちらの聴力はほとんどありません。
成長してから左右の耳の大きさの差が目立たないよう形成手術をしたので、遠目にはわからないと思いますが、直接お会いして近くで見ればすぐに気づかれるでしょう。
もうひとつは、クリッペル・ファイル症候群。
なんじゃそりゃ?って名前ですよね。わたしもいまだに覚えられません(笑)。
簡単に言うと、7つある頸椎のいずれか2つが癒合している先天異常。
これが原因で、首が短く曲がっています。
小柄であること以上に、この2つは、わたしに強い外見コンプレックスを抱かせました。
子どものころは本当によくからかわれて、そのためにずっと自己肯定感が低かったのです。
そんなわたしがオシャレに目覚めたのは大学1年生のとき。
足も21.5cmと小さいわたしは、高校生までは22.5cmを履いていました。
当時はルーズソックス全盛期。分厚い靴下と中敷でどうにか履けていました。
でも、制服がなくなった大学では、そういうワケにはいかず…。
小さいサイズ展開のある靴屋さんを調べて、銀座にあるダイアナ本店を見つけ、行ってみました。
そこで、サイズがぴったり合ったシンプルな黒のロングブーツを履いてみて、本当に…感動しました。
ぴったりサイズって、こんなに気持ちいいものなんだ、しかも、堂々と歩けてバランス良く見える!
自分の外見を少しだけ、悪くないかも、と思えた気がしました。
高校生のころは制服があったので、あまり気にしていなかったお洋服も、実はサイズが合っていなかったのかも。
もしかして、ちゃんとぴったりサイズを着たら、オシャレに見えるのかな?と、考えるキッカケにもなりました。
その瞬間が、今のわたしの原点だと思います。
そこからは本当に勇気を出して、「こういうの好きだな」と思えるお洋服が置いてあるショップをめぐってみました。
店員さんも優しく声をかけてくれて、小柄で洋服のサイズがないという悩みも親身になって聞いてもらい、アドバイスもたくさんいただきました。
このスタート時点で、わたしはとても恵まれていたのだと思います。
今より情報は少なかったけれど、小さいサイズのショップ、小さいサイズ展開のあるショップも、たくさん調べました。
ヘアメイクも研究しました。
そうして、周りの人たちにも「その服、素敵」「オシャレだね」「足が長くてスタイルいいね」「今日のメイクいいね」「えっ、もっと身長高く見えてた!」など、褒めてもらえるようになりました。
とてもうれしかったし、そこで気付いたことは、わたしの外見コンプレックスを指摘する人がいない、ということでした。
「チビ」とか「変な耳」とか「首曲がってない?」とか、ネガティブなことを言う人は誰もいない。
内心では気づいていたのかもしれない。でも、それを憶測して、勝手に傷つく必要はないんだ。
だって、わたしを傷つけないために、相手は言葉には出さなかったんだから。
ちょっとクサイけれど、わたしはそんな優しい世界に生きているんだ、と気付いたのです。
だからこそ、スタイルもよくない、美人でもない、こんな自分でも、オシャレを楽しんでもいいんだ、と思えたんです。
そんな考え方ができるようになってから、オシャレに対してもっと前向きになれました。
鏡の前で、好きなファッションをまとった自分を見て、なんだか幸せな気分になれたんです。
このままの自分でいいんだ、と少しずつ受け止めることができました。
ここからの行動はとってもスピーディーでした。
ファッション誌などをたくさんチェックして、コーディネートの勉強をしました。
ショップをめぐって、自分にぴったりサイズを探して、たくさん試着もしました。
しかし、ここで大きな壁にぶつかります。
小柄なわたしが自分らしいファッションを目指したワケ
ファッション誌を見て、街中のオシャレな人を見て、
「このコーデ好きだな」「このデザインいいな」「この着こなし素敵」と、純粋に思ったものを、
自分サイズに置き換えてマネをしてみても、
同じような雰囲気にはならないんです。
そう、考えてみれば、当たり前。
その人とわたしは、そもそも体型が違う。顔も、まとう雰囲気も違う。
だから、わたしは、この大きな壁を越えずに、華麗にスルーすることに決めました(笑)。
どうしたって同じようにはならない。
でも、同じように見せる必要はあるのだろうか。
同じように見えないけれど、わたしの着こなしは、それはそれで、とてもいいじゃない?
わたしが好きなアイテムで、着こなしで、ワクワクできて、できたら背を高くスタイルよく見せられて、外見コンプレックスを気にせずにいられるような、心地のよい、わたしらしいオシャレを楽しもう。
個性的なファッションをしよう!ではないんです。
わたしにも、やっぱり憧れのロールモデルや目指したいスタイルはあります。
それを、まったく同じにマネをしようとしないで、
サイズ感を変えてみる?
違う素材・色にしてみる?
トップスとボトムスのバランスを変えてみる?
まったく違うアイテムにしてみたらどうだろう?
アイテムをちょっと引いてみる?
長い間、こうしたトライ&エラーを繰り返して、今のわたしのスタイルがあります。
もうね、この「長い間」って本当に長いんですよ。
たとえば、あなたが「こんなファッションをしてみたい」と思って、勇気を出して、2,3回試着してみるけれど、やっぱりうまく着こなせなくて諦める…としたら、
わたしは同じことを、諦めずに何十回、何百回もやって、目指したものにたどり着こうとしたんです。
その10年ぐらいの試行錯誤の結果を凝縮して、このブログでもお伝えしていきます。
今のわたしは、自分の好きなオシャレを楽しんでいて、コンプレックスだったことも気にしていません。(まったく気にしないわけではないんですけどね)
これは自信がついたからではなく、他人の目を前よりずっと気にしなくなったから。
自分のオシャレをとことん楽しんでいると、人と比べる暇がないんです(笑)。
だから、もしあなたが、過去のわたしと同じように悩んでいるとしたら、「大丈夫」と言わせてください。
あなたは、そのままのあなたで、もっとオシャレを楽しめます。
小柄さんのオシャレの扉
ここまで読んでいただいたあなたに、改めて知っておいてほしいこと。
あなたに、わたしが長い間トライ&エラーを繰り返して辿り着いた、小柄さんがオシャレを楽しむ方法をお伝えしたいと思っています。
ただ、最初はちょっとだけ面倒です。
小柄さんの場合、サイズ合わせの重要性と、バランスのよい着こなしを考えるところからスタートです。
ここがハッキリすると、その後のオシャレになるスピードはとっても早いです。
背伸びはしません。
小柄であることも、あなたらしさを活かすオシャレの要素です。
肩の力を抜いて、無理をしないでも、「なりたい自分」になれます。
わたしが自分で「自分らしいオシャレをする」と決めたように、「オシャレを楽しむ」とあなたが決めて行動したときから、あなたはオシャレになれます。
オシャレの扉は、いつでも開いています。
あとは、あなたが飛び込むだけです。